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「二十歳の原点」


朗読者 春日玲さんの

「二十歳の原点」の朗読会に行って来ました。




「二十歳の原点」は
高野悦子という人が中学生の頃から大学ノートに書き綴っていた

二十歳になり,
昭和44年6月22日に鉄道自殺をする前々日までの日記。


亡くなった後に家族に発見されて
本にまとめられ

今でも毎年増版されるベストセラーです。










高野悦子は
栃木県出身。
宇都宮女子高卒業。

先輩にあたります。









在学中にも,彼女を知る機会はたくさんあったはずだけど

私が彼女を知ったのはごく最近。
















彼女が生きた時代がどういう時代だったのか
私にはぴんと来ない。

"学生運動"などと聞いても
なにも少しも分からない。



だから,"時代"が彼女の人生に与えた影響は
私には分からないけど

何かに支配されることとか
自分が自分でいられないこと
心にふつふつ沸いてきては叶わないあれこれ…みたいなことって

高校生や大学生の頃の私が読んだら
200%共感してたと思う。


…良かった,その頃に読んでなくて。








たくさんの作品を朗読している春日さんが

「長く語り継がれる作品には共通点がある。」
「長く語り継がれる作品には必ず"希望"がある。」

…と仰っていた。






きっとその部分までは当時の私では読みきれなかった…











帰り道,宇女高の入学式の後のホームルームのことを思い出しました。


担任の先生が,保護者に対して
「いろいろ迷い,悩む年齢です。それは,言葉には出なくても必ず生活のどこかに現れます。
どうかそのサインを見逃さないであげて下さい。」
…と言っていた。






宇女高は所謂"優秀な"学校で
県内の各中学校の女子学力トップ5くらいが集まっている学校。


…にも関わらず,
合唱コンクールの時はどのクラスにも必ずピアノが上手な人と,合唱を指導できる人がいて

文化祭の時はどのクラスにも必ずプロ級のポスターや作品を作れる人がいて

体育祭の時はどの種目も「ん?県大会?関東大会?」と思うような戦いだった。




単なる"勉強できる人達"じゃなかったんだ,と気付いたのは
卒業して何年も経ってから。

そして社会に出て"宇女高"の全国的な知名度の高さに驚く。








(あまり宇女高ってゆう共通点からのイメージで作品を読むべきではないけど)




強く,賢く,深く,美しい女性が多く

ひとくくりにして言ってしまっては語弊があるけれど
繊細な女性が多かったように思う。










高野悦子さんの母親が,
娘の日記を読んだ時の気持ち。

朗読会にはその部分も織り込まれていました。








かつての担任の先生が言っていたことって
こうゆうことだったんじゃないのかな。









いろんな人に,いろんな親に
読んで欲しいなと思いました。











また時間をおいて
「二十歳の原点」
読んでみようと。














今日は阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロンが会場でした。

4年ぶりくらいに行ったけど
やはりあの雰囲気,好き。

春日さん,16日(金)は,高円寺のR座読書館でもこの朗読会やられるそうです。


ちょっと気が遠くなりそうなくらい
R座読書館と「二十歳の原点」と春日さんの相性がよい…。


来年のお楽しみだな…。






おやすみなさい。
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2017.06.11 | | コメント(0) | 観たもの・聴いたもの

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